RPAによるIDプロビジョニング~クラウドやWebシステムへのアカウント情報連携の自動化~

株式会社アイピーキューブ

株式会社アイピーキューブは、ID管理システム「EntryMaster」および「LDAP Manager」のオプションとして、「RPAオプション」をリリースしました。
RPAオプションを利用することで、従来、アカウント連携を自動化できなかったクラウドサービスやWebアプリに対しても、各種アカウント情報の自動連携が可能となります。

これまで、クラウドサービスやWebシステムへのIDプロビジョニング(アカウント連携)は、以下の方法で実現しておりました。

  1. 専用のコネクタや連携モジュールによる連携
    ・Google Workspace、Salesforce、Microsoft 365、box、cybozu.comなどに対する個別のコネクタや連携モジュールを利用して連携
    ・zoomやslackなどSCIM(プロビジョニングAPIの標準)に対応している場合は、SCIMコネクタや連携モジュールにより連携
  2. CSVファイルによる連携
    ID管理システムから出力されたCSVファイルをもとにして、管理者がCSVファイルを手動でインポートまたはWeb画面での登録・変更・削除操作を実施

今回リリースしました「RPAオプション」を利用することで、2)の管理者による操作をRPAが代行し、アカウント連携を自動化することが可能となります。
RPAエンジンとしては、UiPath社のRPA製品を利用しています。

RPAオプション概要図

【RPAオプションの概要】

  • ID管理システムから出力されたCSVに従って、アカウント情報やグループ情報の登録・変更・削除を実施
  • 上記を実現するためのRPAエンジンのシナリオを提供
  • RPAエンジンが搭載された端末へのCSVファイルの転送
    EntryMaster: リモートサーバ連携コネクタにより実施
    LDAP Manager: FTP等によるCSV転送スクリプトにより実施

【実装連携】

【EntryMaster 製品詳細】

下記 URL をご参照ください。
https://ip3.co.jp/solution/entrymaster/

※「EntryMaster」は株式会社アイピーキューブの登録商標です。
※ その他記載の商品名は所有する各社の商標もしくは登録商標です。