株式会社アイピーキューブ
株式会社アイピーキューブは、ID管理システム「EntryMaster」の新バージョン「EntryMaster 2.0」をリリースしました。
今回リリースした新バージョンでは、クラウドサービス向けの連携コネクタの追加、連携コネクタ用の汎用スクリプトの提供、Active DirectoryやLDAPに対するユーザ情報の連携機能の強化を行いました。
【V2.0の主な機能】
1.クラウドサービス向け連携コネクタの追加
クラウドサービスの運用ではアカウントの管理が課題となります。人事異動の際、手作業でクラウドサービスのアカウントを管理する事は現実的ではありません。
「EntryMaster 2.0」では、既存のG Suite連携コネクタやOffice365連携コネクタ、Salesforce連携コネクタに加えて、Boxとサイボウズへアカウント情報を連携するための連携コネクタを追加しました。
アイピーキューブの統合ID管理システム導入の経験とノウハウから生まれた連携コネクタにより、Boxやサイボウズへ社内システムを基にしたアカウント情報の自動連携が可能になり、運用管理業務の大幅な負担軽減を実現します。
2.ユーザ情報連携機能強化
「EntryMaster 2.0」では、Active DirectoryやLDAPへ連携する際に、階層化されたOUにユーザ情報を連携することが可能になりました。これにより外部システムからの認証時における認証範囲やActive DirectoryのGPO適用範囲を、OUで限定することが可能となり、運用管理業務の大幅な負担軽減を実現します。
3.コネクタ用スクリプトの追加
「EntryMaster」はユーザ情報を連携する際に、スクリプトを割り込ませることにより、値を変更して連携することが可能です。
「EntryMaster 2.0」からは、以下のような汎用的なスクリプトを同梱いたしました。
・アカウント情報の連携時に文字列を結合
・ワンタイムパスワードのトークンシードを自動生成して割り当て
・現在時刻を指定したフォーマットやタイムゾーンに変換
・ハッシュ化した文字列の生成
これらのスクリプトを独自にカスタマイズいただくことで、条件に合った値を作成して連携することができるようになります。
【EntryMaster 製品詳細】
下記 URL をご参照ください。
https://ip3.co.jp/solution/entrymaster/
※ 「EntryMaster」は株式会社アイピーキューブの登録商標です。
※ その他記載の商品名は所有する各社の商標もしくは登録商標です。